養生の都・蘇州&上海で学び体験する中国養生療法

 ~自分らしい毎日を送るために、

心と身体の声に気づき、自分で自分の身体を守ることを知る。

 

■「いま、ここ」に集中、心身のニュートラルに戻る方法を知る

「中国養生の祖」といわれる老子曰く、「人法地、地法天、天法道、道法自然(人は地に法(のっと)り、地は天に法り、天は道に法り、道は自然に法る)」。つまり中国における最高境地は、今も昔も“天人合一”“順基自然”。自然の流れにすべてを委ね、身体に対する心、意識の干渉を捨て去り、思考から遠ざかること。これがかなめだと説いています。

これはまさしく近年ストレスケアとしてあらためて注目されているマインドフルネスの考え方と同様ではないでしょうか。

現在の疾患の7割は、心の患いに端を発するものだといわれます。過度に多忙な生活リズム、大自然から切り離された生活、複合汚染などにより、意識しているかどうかにかかわらず、心身にストレスを抱え、自分自身を見失っている人が少なくありません。

心身の健康における基本とは、神経学的に言うなら、交感神経と副交感神経のバランスを維持する、中医の表現によれば、詰まった気の流れを通し、心身の陰陽のバランスをとる、それは心理学で重視されている、思考の干渉をリセットし、心をからにしてニュートラルな状態に戻り、グラウンデイング(地に足の着いた、落ち着いた)状態をできるだけ保つことだと言えます。

「養林」は、全身の気の流れを整える振動医学に注目

健康を考える上で大切なのは、我々の身体がどのようになりたっているのか再度見つめなおすこと。我々の身体は物質的な細胞の集合体ではありません。構成するすべての臓器、血管、筋肉、骨などを支えるものがあります。休むことなく正確に動かしている源は生命力エネルギー。それを中国では「気」と呼んできました。病になるのは気が滞っているからで、全体の「気」の流れを整えることで生命力を活性化していきます。生命エネルギーを循環させることで、心身の健康を調整する点はヨガにも共通します。

「養林」は数ある自然療法の中で、振動療法、振動医学の効果に注目しています。生命エネルギーは身体を循環する中で、微細なエネルギーの場が作られています。

すべてのものは振動しており、人の身体の各臓器も固有の振動周波数があることが知られています。また身体は大半が水からなっています。人間の身体は振動に共鳴しやすいともいえ、「養林」では、さまざまな振動の方法を利用し、人間にそもそも備わっている自然治癒力を理想的な形で引き出す各種振動療法を行っています(気功、リセット®、シンギングボウル、その他音声療法)。微細なエネルギー、「気」の流れが整えられることにより、身体の不調だけでなく、心の不安定さも軽減していきます。

蘇州は今も昔もスローライフを愛する養生の街

蘇州はかつて文人文化の中心であり、古来より文人士大夫たちが好んでその余生を送ったスローライフを愛する養生の街でもあります。文人官僚の旧邸が多いお邸街で、世界遺産になっているお邸も9か所あります。古人は、都市においても、中国の最高境地である天人合一、大自然の小宇宙を感じることができる場所を作ろうとしたのです。

旧市街は今も緑の多い、自然と人にやさしい、文化を大切にする街。「養林」は、病院や医薬のみに依存するのではなく、「自己の最良の医師は己」とするセルフケアの観点が重要だと考えています。それは自らの命の声を知ることでもあります。

心身をニュートラルにし、心身と語らう方法を身につけ、ご自身の世界を深めていらっしゃる端緒になることを願っています。